3RACINGのCACTUS PRO(カクタス プロ)の組み立て、BAG 1の後半のステアリングの組み立てに進みます。
ステアリングの組み立て
BAG 1の残りのパーツ、ステアリングを組み立てていきます。
ここで気をつけたいのは、ステアリングリンクの上下の向きとM3x12mmとM3x14mmの六角丸ビスの使い分け、あとは各六角丸ビスの締め込み量ですね。
ステアリングアームとブリッジにタップを立てる
ステアリングアームとステアリングリンクはマッドガードと同じく、カーボン混合っぽく見える樹脂パーツです。
タップを切らずにボールスタッドを入れようとするとかなり硬かったので、サボらないで5つのM3穴すべてにタップを立てておきます。
ステアリングアームに上下で2個取り付けるラバーシールベアリングは、特にゴリゴリ感はなかったので脱脂せずにそのまま使います。
オンロードカーだと脱脂してメタルオイルを注油して、と神経質になりますが、なにせオフロードなので初走行後の最初のメンテまではこのままでいいかな?と。ダメかな?
試しにステアリングリンクとアームをつなぐM3x12mmの六角丸ビスをしっかり締め込んでも、割とスムーズに動きました。
M5.7×5.5フランジチューブが良い仕事をしてくれているみたいですが、ストップから1/4ほど戻してガタつかない程度で組みます。
ステアリングマウントにタップを立てて取り付け
ステアリングを取り付けるため、ステアリングマウントにタップを立てておきます。
写真では斜め下に向かってタップを立てているように見えますが、実際はシャーシを持ち上げて水平にてタップを立てています。
M3x14mmの六角丸ビス x2本でステアリングを取り付けますが、六角丸ビスをストップまで締め込んで渋さはなくスムーズに動いてくれました。
念のため1/4程度戻した位置で六角丸ビスを止めて、上下左右にガタツキがないことを確認して取り付け完了です。
ガタツキがあればφ3mmのシムで調整しようと準備していましたが、キット付属のパーツだけでカチッと動く精度の高いステアリングができました。
ただ樹脂製のため走行の衝撃や経年劣化で傷みやすそうなので、メンテナンス時に毎回確認したいパーツですね。
これでBAG 1はすべて完了、足りないパーツや間違って梱包されていたパーツもなく順調に組み上がりました。
次はBAG 2を開けて、いよいよフロントの足回りを組み立てに進みます。