ドライブベルトをシャーシに組みます
組み立てておいたボールデフとスパーギアをシャーシに組み込んだ時に、前後2本のドライブベルトも組み込みます。
やれボールデフだの、やれスリッパークラッチだのと目立ってしまい、その一方で影が薄い?ドライブベルトw
駆動系の中でもけっこう無視できない大切なパーツだと思ったので、簡単にまとめてみました。
キット標準のベルトを使用
今回のDB01の組み立てでは、キット標準のドライブベルトを使います。
今後オプションパーツを置換・追加するなど駆動系を強化する時には、オプションの強化ドライブベルトに置き換える予定です。
ドライブベルトには前後左右の指定はありませんが、フロント側を左にした時にドライブベルトの文字が読めるように前後のドライブベルトの向きを合わせておきます。
ベルトは前後とも説明図通りのテンションで
(K1)パーツによる前後のドライブベルトのテンションの調整値は、説明図通りとしました。
説明図通りのテンションだと、フロント側のドライブベルトはやや張り気味で、リア側のドライブベルトは前側よりは弛みにやや余裕のある印象です。
今回のDB01は タミチャレ・タミグラ仕様なのでドライブベルトにオイルなどは塗布しませんが、ツーリングカー界隈では知る人ぞ知るWD-40などに漬け込んで「軽い」駆動を追究することもあるようです。
ドライブベルトのテンションによる挙動の変化
基本的にドライブベルトのテンションを強めればスロットルへのレスポンスは良くなりますが、テンションが強すぎると抵抗が増して駆動のロスが増えたりトップスピードが落ちてしまいベルトの寿命も短くなります。
一方テンションを緩めると歯飛びが起こったりスロットルへのレスポンスは鈍くなりますが、駆動ロスが減ってマシンが良く転がるようになります。
コースの性質やマシンのセッティングに合わせた、ドライブベルトのテンション調整が必要ですね。
ドライブベルトの テンション | テンション 高い | テンション 低い |
レスポンス | ◯ | ✕ |
トップスピード | ✕ | ◯ |
転がり抵抗 | ✕ | ◯ |
歯飛び | ◯ | ✕ |
ベルト寿命 | ✕ | ◯ |
タミヤのブラシレスモーター10.5Tを使用
この工程ではまだ組み込みませんが、今回のDB01はタミチャレ・タミグラで指定の『タミヤ ブラシレスモーター 02 センサー付 10.5T』を搭載します。
またタミチャレ・タミグラのレギュレーションに合わせて、オプションのOP.966 48ピッチ ピニオンギヤ(20T、21T)を使用します。
ブラシレスモーターやアンプなどのメカ積みの様子については、別記事でご紹介する予定です。