CACTUS PROの組み立て⑪(電装系その❶)

CACTUS
CACTUSRCカー
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3RACINGのCACTUS PRO(カクタス プロ)の組み立て、いよいよESCとブラシレスモーターに受信機、そしてステアリングサーボといった電装系の取り付けに進みます。

まずは位置が決まっているステアリングサーボを搭載して、その他の電装系の搭載位置を考えます。

ステアリングサーボの取り付け

組立図ではサーボとESCの取り付けになっていますが今回はサーボのみ取り付けて、ESCは取り付け位置を検討してみます。

最近のESCは上部にファンが付くなど高さもあって、組立図の位置だと物理的に収まらずアクセスも悪すぎるので却下、別の場所を検討してみます。

ステアリングサーボはSAVOX SC-1251MG Black Editionを選択

今回使うサーボは『SAVOX SC-1251MG Black Edition』、ツーリング用にと準備しておいた手持ちの余り物です💦

スピードもトルクも十分にあってしかも安いという、三拍子揃ったRC界隈では高評価のサーボです。

各社のサーボの諸元はこんな感じ。

仕様SAVOX
SC-1251MG
K-power
DSC090
重量(g)44.543
サイズ
(mm)
40.8×20.2×25.440×20×25.5
駆動電圧4.8~6.0V4.8V~7.4V
スピード0.1sec/60°(4.8V)
0.09sec/60°(6.0V)
0.1sec/60°(4.8V)
0.08sec/60°(6.0V)
トルク7.0-cm(4.8V)
9.0kg-cm(6.0V)
7.8kg-cm(4.8V)
9.3kg-cm(6.0V)
特徴金属ギア
アルミヒートシンク仕様
コアレスモーター
ダブルベアリング
チタンギア
アルミミドルケース
実売価格5,300円前後~4,000円前後~
仕様フタバ
S9570SV
フタバ
HPS-CB500
重量(g)4356
サイズ
(mm)
40.0×20.0×25.440.5×21.0×34.8
駆動電圧4.8V~7.4V4.8V~7.4V
スピード0.10sec/60°(6.0V)
0.08sec/60°(7.4V)
0.06sec/60°(7.4V)
トルク6.6kgf・cm(6.0V)
8.0kgf・cm(7.4V)
26.9.0kgf・cm(7.4V)
特徴メタル2-4段ギヤ
アルミ終段ギヤ
メタル1-3段ギヤ
メタル終段ギヤ
実売価格6,000円前後~14,000円前後~

普通の『SAVOX SC-1251MG』はステッカーなどはオレンジなんですが、この『Black Edition』と銘打ってるだけあってすべて真っ黒で精悍な印象のサーボです。

ただちょっと贅沢を言うと、17.5Tと使うEPバギーのストッククラスの競技用マシンには『HPS-CB500』のような、もうワンランク上のサーボを搭載したいところです。

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サーボのステッカーには『暗黒』の二文字が…車種問わず「映え」てかっこいいですね💦

『SAVOX SC-1251MG』のステアリングアームを取り付けるギアはFutabaと同じなので、すべてFutaba用のパーツを使って組立図通りに組み付けします。

カチコチ樹脂のサーボポスト&アルミシャーシと相まって取り付け後の剛性感はかなりのもので、タミヤさんのオプションにあるような『アルミサーボマウント』的なパーツは必要ないと思います。

CACTUS PROはストレートタイプのバッテリーが搭載可能

今回組み立ててるカクタス プロはちょっと変わったシャーシでして、ロープロファイルのサーボを搭載するとストレートタイプのバッテリーが搭載できてしまいます💦

ツーリングカーやDT-03・TT-02Bなどのローエンドバギーを楽しんでいる方が手軽にハイエンド志向のシャーシを楽しむために、持っているバッテリーやサーボをそのまま生かせる移行しやすいローコストなシャーシになっています。

ストレートタイプのバッテリーを搭載しても、サーボとのクリアランスはこんな感じで十分余裕があります。

写真はLipoバッテリーですがストレートタイプのサイズは各社ほぼ共通なので、ニッケル水素やニッカドバッテリーでも搭載可能です。

最近は品質の高い大陸製のLipoバッテリーもあるので、安価で高出力のLipoバッテリーを追加してみるとより楽しいかも?

モーターとESCは手持ち分を流用

今回のカクタス プロに搭載するのは、手持ち分の『GFORCEのTS90』と『SUPER SONIC 13.5T』のブラシレスモーターです。

『SUPER SONIC』は日本のRC競技団体のJMRCAとイギリスのRC競技団体のBRCA認証済の競技ベースのブラシレスモーターなので、比較的安価に競技ベースの性能を楽しめるオススメのモーターです。

『ESCのTS90』は『PROGBOX』というプログラム設定変更ツールを使って各特性を変更できる自由度の高いESCで、自分のドライビングやコースに合わせて変更できるのでこちらもオススメですよ。

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受信機はアンテナがないFutabaのR204GF-Eを選択

Futabaのプロポを愛用しているので、受信機もFutabaの『R204GF-E』を使います。

完全に個人的な好みですがアンテナがない受信機を好むので、競技レベルの速さを求めないのであれば安価で性能も必要十分なこの受信機一択です💦

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仮置きしてクリアランスとケーブルの長さ・取り回しを確認

モーターとESCをシャーシに仮置きして、クリアランスとケーブルの取り回しを確認します。

カクタス プロのモーター搭載位置はかなり狭くて、『SUPER SONIC』の形状だとこの方向でしか搭載できませんでした。

タミヤのブラシレスモーターのようにABCのケーブルコネクタがモーター缶内に納まっていれば自由度がより高まったかも?ですが、大きな支障もないので『SUPER SONIC』を使用します。

今回は手持ちのスレートタイプのLipoバッテリーを使うので、ESCはどうしても写真にあるバッテリーホルダーの上に搭載することになります。

重心が高くなってしまうこととボディに干渉しそうですが他に搭載できそうなところもないので、できる限りケーブルが短くなるような位置を選びます。

後日ショートLipoバッテリーを使うことになったら、ESCの搭載方法を大きく変更する予定です。

さて、次回はRCカー組み立ての醍醐味、ケーブルを取り替えてモーターとESCにハンダ付けしてシャーシ搭載しメカ積みを完了させます!

おさーんのクセに、いよいよシャーシの組み立ての最終段階に入ってきてワクワク感が止まりません💦

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