3RACINGのCACTUS PRO(カクタス プロ)の組み立て、次はBAG 4のギアボックスの組み立てに進みます。
組み始めた頃は心の準備をしていなかったのですが、まさか、想定外の第二関門になるとは…💦
ギアボックスの組み立て
CACUTS PRO(カクタス プロ)の駆動系の心臓部、BAG 4のパーツ群を使ってギアボックスを組み立てます。
基本、クルックルのスルッスルとスムーズな回転を目指して組み立てる箇所ですが、そこはさすがカクタス プロッ💦そんな簡単には組み立てさせてくれませんでしたので、今回は『その❶』と『その❷』の2回に分けて記録していきます。
樹脂製アイドラーギアを使う
今回購入したキットには、アルミ製の24Tのアイドラーギアとは別に、樹脂製のアイドラーギアが付属しています。
すべてアルミ製のギアで組むことも可能ですが、組立図ではこの樹脂製のアイドラーギアの使用を推奨しているので使うことにします。
このアイドラーギアとデフギアは樹脂製なので、ギアの歯を確認してバリを取り除いておきます。
カクタス プロの販売店さんの仕入先の問屋さんによってはこの樹脂製アイドラーギアが付属していないキットもあるらしいので、気になる方は購入前に確認してください。
もし樹脂製アイドラーギアが付属していなくても通販で簡単に入手できるので、それほど気になりませんが…
いつもお世話になっているRC Maniax Web Storeさんでは、CACTUS PRO(カクタス プロ)の各パーツ在庫が豊富で樹脂ギアも簡単に買えるのでオススメです。
脱脂処理して各パーツの状態をリセット
ギアボックス内の各パーツは他のパーツと噛み合いながら高速回転するので、しっかり脱脂して出荷時の油分を除去します。
脱脂といえばシャカシャカ君、キット組み立て時やメンテナンス時の脱脂に大活躍してくれています。
持っておいて損はない道具なので、これからRCカーを趣味にされる方にはオススメです。
ギア類と共に、ボールデフのパーツも脱脂しておきます。
キット付属のベアリングはシールタイプで、しかもかなり重いオイルが入っていましたのでベアリングだけ2回脱脂しています。
よく乾いたらベアリングを回転させてザラザラ感やゴリゴリ感がないかよく確認して、問題があるようなら新しいベアリングに交換します。
今回は交換が必要なベアリングはありませんでしたので、すべてこのまま使います。
ベアリングにメタルオイルを注油
ベアリングの回転に問題はなかったので、各ベアリングに注油します。
最近では効果の高いベアリングオイルがたくさんありますが、私は手持ちのタミヤ メタルオイルを常用しています。
ほんの一滴・二滴を注油するだけなので全然減りませんから、もしベアリングオイルに迷われてるならこのメタルオイルでとりあえずは間違いはないと思います。
ちゃんと金属ノズルも付属しているので、こぼれることなく少量を注油するときにとても便利でオススメです。
ボールデフの組み立て
この工程ではみんな大好き?な、ボールデフの組み立てがあります。
事前に複数の情報筋から「カクタス プロに付属のデフボールはすぐゴリゴリになるッ」との情報を得ているので、付属のデフボールに替えてタミヤのタングステン・デフボールを使います。
キット付属のデフボールのサイズはM2.38なので、2.38mm≒3/32インチサイズなら各社のデフボールが使えます。
今回は手持ちで余っていたアソシのステルス デフ ルーブを使いましたが、各社から高性能のデフグリスが発売されていますね。
いきなり完成しているボールデフ…
写真ではいきなり完成していますが、ボールデフの組み立てはいつも集中してるので写真撮影を毎回忘れてしまいます💦
今回はデフボール以外はすべてキット付属のパーツを使い、左右のデフシャフトを固定した状態で握力全開から中央のデフギアがやっと回るか?ぐらいのいつもの締め具合に調整しました。
以前DB01のボールデフを組んだときに組み方の詳細をまとめているので、よろしければ合わせてご一読ください。
タングステンのデフボールの効果かアソシのステルス デフ ルーブの恩恵か、かなりのスルスル感でデフギアを組むことができました。
本当は慣らしをするとさらにスルスル感が上がると思いますが、今回はこのままギアボックスに組み付けます💦
次回はギアボックスに各ギアを組み付けますが…
次回『ギアボックスその❷』ではギアボックス内に各ギアを組み付けますが、ここで予想していなかった第二関門が登場します。
なかなか一筋縄ではいかないCACTUS PRO(カクタス プロ)の組み立て、学び成長することが多いですね…