M-07Rに付属する、オプションのTRFスペシャルダンパーを組み立てます。
ダンパー組みは奥が深く若輩の身では未だ深遠を除くことは叶いませんので、ダンパー道を極めた諸先輩方の情報を参考にしてくださいw
ここでは説明図通りにダンパーを組んでいきます。
リテーナーだけオプションのアルミ製に変更
キット付属のTRFスペシャルダンパーだけで組んでいきますが、耐久性を高めたいのでリテーナーだけオプションのアルミ製に交換します。
普通のアルミリテーナーのつもりだったのですが、間違って1mmアップタイプを買ってしまいましたのでそのまま使います💦
セッティングに合わせて、標準・1mm下げ・1mm上げタイプのリテーナーが選択できます。
ピストンのガタを取る
ピストン(MC16)をピストンロッド(MC15)に仮組みすると、たいていは2mmEリング(MC7)との間に0.1~0.2mm程度のガタがあります。
ピストンのガタによってダンパーの動きに遅延が発生して、ダンパーの減衰力を活かせないので取り除きます。
私の場合はピストン下の2mmEリングとの間に0.2mmのシムを追加して、ピストンのガタを取ります。
オイルダンパーではテッパンの調整なので、ぜひピストンのガタ取りをオススメします。
TRFスペシャルダンパーには初めから3mmXリング(MC18)が付属しているので、はじめから良い動きを期待できるダンパーが組めるので嬉しいですね。
説明図通りにピストンロッドをシリンダーに通した後に3mmXリングを通して、Xリングが変形したり傷付かないようにダンパーを組みます。
3mmXリングにはダンパーグリスを塗っていますが、Xリングの品質が良いのでオイル漏れやピストンの動きに問題はなく、おまじない程度の感覚です。
ダンパーオイルとスプリングは説明図通りに選択
今回のダンパーオイルはキット付属のシリコンオイル#400、とEPツーリングカーの標準的な番手で組みました。
ダンパースプリングも説明図通りキット付属のミディアム 黒/黄(MC21)をフロントに、ハード 黒/青(MC22)をリアに使います。
セッティングや好みで様々なスプリングが用意されているので、オプションのスプリングセットを揃えておくと便利です。
フロント用とリア用のTRFスペシャルダンパー計4本が組み上がりました。
タミヤ公式サイトにはスプリングのセッティングに関する解説ページがあるので、ぜひ参考にしてください。
特に『10.サスペンション』の項がとても参考になります!
前後ダンパーステーの組み立て
ダンパーをシャーシと接続するダンパーステーは、キット付属の樹脂製(B11)(B12)をそのまま使います。
セッティングに合わせてピロボールの取り付け位置をスムーズに変更できるよう、使わないビス穴にも3mmタップを立ておきます。
ピロボールの位置は説明図通り、フロントは内側、リアは外側としました。
M-07用のダンパーステーはダンパー長に合わせた高さのオプションが用意されているので、高剛性・低重心などのセッティングに合うダンパーステーが選択できます。
ダンパーステーとダンパーの取り付け
説明図通りに、前後のダンパーステーとTRFスペシャルダンパーを取り付けます。
ダンパーを取り付けた後に、ピロボール部分が抵抗なくスムーズに動くかを確認して完成です。
次回から3RACINGのCACTUS PROを組み立てます
この後はモーター・ESC・ステアリングサーボ・バッテリーといったメカ類の搭載とホイール・タイヤの取り付けが終われば、M-07Rの完成ですが…
M-07Rの各パーツの組み立ての記録はここで、いったん中断します。
実はM-07Rの組み立て中に品薄状態で手に入らなかったEPオフロードカーの『3RACING CACTUS PRO(カクタス プロ)』をやっと入手できましたので、次回からCACTUS PROの組み立てに入ります。
M-07Rは2020年12月発送予定の『GRヤリス』スペアボディを入手でき次第、組み立てを再開したいと思います!