TT-02の整備(受信機の追加その②)

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意外に戸惑った受信機の追加

前回の受信機追加のいきさつや受信機の紹介に引き続き、今回はフタバの受信機「R204GF-E」をTT-02に追加して送信機とのリンクを確立します。

送信機・受信機双方の説明書に書いてある通りリンク設定自体は本当に簡単なんですが、私を含めRCカー初心者さんだとリンク前の準備で戸惑うかも?と思えるポイントがあります。

送受信の仕組みを知っていたり説明書やネットを読んで調べれば解決できそうですが、ズバリ回答しているコンテンツが見当たらなかったのでまとめてみました。

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戸惑うポイント① サーボやESCとの接続

受信機はステアリング・サーボとESCの2つの装置に対して送信機から受け取った情報を伝えるため、ステアリング・サーボのケーブルを受信機の1chに、ESCのケーブルを2chに接続します(一般的なRCカーの場合)。

この接続のときに戸惑うのが、コネクターをどちら向けに接続すればいいのか?ということ。

上の写真に写っているフタバ製のサーボやタミヤ製のESCのように「ツメ(コネクタ右側の出っ張り)」があるコネクタならツメの向きを合わせて接続できるので、接続する向きを間違えることはありません。

でも戸惑うのは上の写真のような「ツメ」のないコネクタ。

上の写真のように「ツメ」がないサーボやESCのコネクターだと左右を間違えて受信機に接続できてしまいます。

まずは追加する受信機やサーボ・ESCの取扱説明書をよく確認しても受信機と接続する向きの指定が見当たらなかったら、次にお伝えするケーブルの色の組み合わせを参考にしてみてください。

ちなみにケーブルを摘んでいる工具はつかんだものに傷をつけないプライヤーで、ピロボールからアジャスターを外すときによく使っています。

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左から白-赤-黒・灰-赤-黒・黄-赤-茶w

もしサーボとESCのケーブルの色の組み合わせが「白-赤-黒」だったら、上の写真と同じようにフタバの受信機に接続する向きは左から「白-赤-黒」の順で大丈夫なハズ。

上の写真は1chにフタバのサーボ、2chにタミヤのESCを接続していますが、コネクタの左側に「ツメ」があるので左右を誤って接続してしまうことはありませんね。

「ツメ」のないコネクタの場合は、なんの抵抗もなく左右逆に接続できてしまうので注意が必要です。

もしケーブルの色の組み合わせが「灰-赤-黒」もしくは「黄-赤-茶」だったら、左から「灰-赤-黒」「黄-赤-茶」の順になるように向きを合わせて受信機に接続してください。

上の写真では1ch(下側)に中華製のサーボ、2ch(上側)にG-ForceのESCを接続していますが、ご使用の送信機や受信機、ESCやサーボによってケーブルの組み合わせは異なりますので、お持ちの各機器の取説の熟読をオススメしますw

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戸惑うポイント② 送信機と受信機がリンクしない!?

新たに搭載した受信機に無事ステアリングサーボとESCを接続できたら送信機→受信機の順に電源をONして、いよいよ送信機と受信機をリンクさせます。

が、取説通りリンクスイッチを押しても受信機のLEDが消灯したままで、送信機とリンクする様子もありません。

実はこれ、送信機と受信機の通信システムが異なるためにリンクができていませんでした。

送信機を設定変更して送受信双方の通信システムを合わせる

フタバの送信機「3PV」は初期設定でT-FHSSシステムが設定されています。

しかし今回追加した受信機「R204GF-E」はS-FHSSシステムなので、上の写真のように送信機側のシステム設定をS-FHSSに切り替えると無事リンクできました。

今回はたまたまフタバの送受信機を参考例にしましたが、RCカーのベテランさんなら知ってて当然のことでも、取説の説明がRC初心者向けでないと思わぬところで戸惑ってしまうことがあります。

今の時代、ネットで検索して調べればズバリの解答がなくても考える材料がたくさん集まりますので、謎解きもRCカーの楽しみの一つと思ってよいのかも?

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番外編 オススメのステアリングサーボ!

今回はちょっとだけフタバやサンワ以外のサーボの話を扱ったので、番外編としてフタバやサンワ以外のオススメのサーボを2つをご紹介します。

ひとつめは「SAVOX SC-1251MG」です。

速い反応速度だけでなくトルクもしっかりあって、しかも実売価格がフタバやサンワより安いので2台め3台めのRCカーに最適です。

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ふたつめは上の写真のサーボ「K-power DSC090」です。

RCカーのショップさんや個人さんのブログでも前出の「SAVOX SC-1251MG」とよく比較されるサーボで、実力はSC-1251MGに伯仲していてYouTubeでは比較動画もありますね。

参考にDB01に搭載している「フタバ S9570SV」を付け加えて「SAVOX SC-1251MG」と「K-power DSC090」の3つのサーボのスペックをまとめてみました。

仕様SAVOX
SC-1251MG
K-power
DSC090
フタバ
S9570SV
重量(g)44.54343
サイズ
(mm)
40.8×20.2×25.440×20×25.540.0×20.0×25.4
駆動電圧4.8~6.0V4.8V~7.4V4.8V~7.4V
スピード0.1sec/60°(4.8V)
0.09sec/60°(6.0V)
0.1sec/60°(4.8V)
0.08sec/60°(6.0V)
0.10sec/60°(6.0V)
0.08sec/60°(7.4V)
トルク7.0-cm(4.8V)
9.0kg-cm(6.0V)
7.8kg-cm(4.8V)
9.3kg-cm(6.0V)
6.6kgf・cm(6.0V)
8.0kgf・cm(7.4V)
特徴金属ギア
アルミヒートシンク仕様
コアレスモーター
ダブルベアリング
チタンギア
アルミミドルケース
メタル2-4段ギヤ
アルミ終段ギヤ
ケーブル黄-赤-黒黄-赤-黒白-赤-黒
実売価格5,300円前後~4,000円前後~6,000円前後~

これから新たに組み始めるRCツーリングカーにK-power DSC090を搭載する予定なので、その時はこのブログでも詳細を報告させていただきます!

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