DB01のシャーシの準備が続きます
前回の記事に続き説明図を見てシャーシのビス穴の用途を確認しながら、焦らずじっくりとタップを切っていきます。
この時にシャーシに取り付ける大きなパーツ、例えば前後のデフカバー(A1)2つとシャーシ中央を覆うカバー(L1)のシャーシへの組み付けについても意識しておきます。
これらはシャーシの剛性を高めるだけでなく、メンテナンスや設定変更のため頻繁に取り外しするパーツなので、取り付けに使用するネジ穴は念入りにタップを切っていきます。
硬いサスブロックは逆に頼もしい
硬いDB01のパーツの中でも際立って硬い!のが、サスブロック(A12)です。
フロントとリアで計4つあり、走行時の衝撃を真っ先に受け止めるシャフトを固定しているため硬いのは当然。
硬いパーツにタップを切るのは大変ですが、組み付け精度がグッと上がるので頑張ってタップを切っていきます。
タップにグリスを塗布してスムーズに
サスブロックなど硬さが際立つパーツにタップを切るときは、タップの先端に少量のセラグリスを塗布します。
硬いビス穴にムリにタップを切ろうとして大きな力を加えると、軸が歪んだりしてうまくタップが切れないことがあります。
「あ、ここは硬いな!」と思ったら、ぜひ試してみてください。
六角ビスを積極的に使う
キット付属のプラスネジを使わずに、オプションの六角ビスを使ってパーツを組んでいきます。
六角ビスはプラスネジと比べて舐めにくく、しっかりホールドして効率良くビスを締めていくことができます。
今回のDB01の組み立てには、新たにオプションの六角丸ビスと六角平ビスの必要サイズを取り揃えて使用しています。
一部のパーツを組み付けてDB01シャーシの準備完了
使用するシャーシのビス穴すべてにタップを切り終えました。
前後左右のサスブロック、キット標準のステアリングポスト、(B5)パーツの3つを六角ビスで組み付けます。
モーターマウント(BM21)は後ほど防塵処理をして駆動系と一緒に取り付けますので、これでシャーシの準備は完了です。