駆動系各部を防塵処理します
DB01を組み立てていく前に、駆動系への防塵処理を行ないます。
DB01はベルト駆動の4WDであることやキット標準では前後ボールデフであるため、シャフトドライブのマシン以上に駆動系への砂埃の侵入を防ぎたいところです。
毎回走るたびに駆動系に侵入する砂埃に煩わされることなくメンテナンスやセッティングするためにも、しっかりと防塵処理を行ないます。
防塵・オイル漏れにはバスボンド!
RCカーのオイル封入デフのオイル漏れや砂埃の混入を避けたい時に私が好んで使うのがこのバスボンド(色調:クリアー)、RCの先輩方の間ではバスコークも人気ですね。
ホールセンターなどで手軽に手に入るもので、硬化するシリコンを塗ってお風呂の目地の漏水処理に使われています。
DB01のシャーシ中央にあるベルト2本を覆う前後デフカバー(A1)(A9)とセンターカバー(L1)やベルトテンショナー(A8)(K1)に、このバスボンドを薄く塗布します。
バスボンドを塗って薄いデコボコを作る
砂埃の混入による駆動系のトラブルはできるだけ避けたいですが、デフカバーなどをシャーシに仮組みすると合わせ面に結構スキマがあって心配になります。
そんな各パーツの合わせ面にバスボンドをやや荒れた感じで薄く塗布しておくと、パーツを組んだ時の圧力でより薄く広がるように伸びてスキマをしっかり埋めてくれます。
TT-02Bの説明図では防塵処理としてパーツの合わせ面にアンチウエアグリスの塗布を薦めていますが、バスボンドの方が硬化後はベタベタせず塗布に失敗しても上乗せしたり剥がして何度でもやり直せるのでオススメです。
バスボンドの塗り方のコツ
防塵・漏水防止に簡単・便利なバスボンド、よく伸びる性質から塗り方にちょっとしたコツがあります。
パチンコ玉ぐらいの量を出してから米粒1粒ぐらいをすくい上げて、予め脱脂した箇所にポンポンと軽く叩きながら薄く塗布すると上手に塗ることができます。
私の場合は100均のドライバーセットの一番小さいマイナスドライバーをヘラ代わりに使って塗布して、丸一日シリコンの硬化を待ちます。