前回組み立てを終えたリアアームを、シャーシに取り付けます。
仮留めで取り付けてみたところ、ちょっとした調整が必要だったので記録に残します。
リアアームの取り付けは、まずは仮組みがオススメ
リアアームを説明図通りにシャーシに取り付けますが地味に結構難しいので、まずは仮組みをオススメします。
というのも、たった1本の3x15mmの六角丸ビス(MC1)のみで、縦と横の固定されてない細かいパーツ同士を組み合わせて取り付けるためです。
またトー角の調整も同時に行なうので、仮締めによる確認無しに本締めしてしまうと後で微調整するときにまた取り付け直しが発生するという悪循環に…
とりあえずリアのトー角は3.2°のトーインを選択
今回は3mmワッシャーを2枚使って、トー角3.2°でリアアームを取り付けます。
選択したホイールベースやフロントの舵角のセッティング、またはコース特性(直線が多い、細かいカーブが多い)などによってトー角の設定も変わりますがとりあえず、ということで。
「トー角ってなに?」という方は、タミヤ公式サイトの解説がわかりやすいので参考にしてくださいね。
リアアームのガタツキをアルミスペーサーで解消
トー角3.2°で仮組みしてみると、サスアームが前後方向にカタカタしていました。
0.3mmまでならオプションのシムで隙間を埋めますが、どうもかなり大きな隙間なので0.5mmのアルミスペーサーで隙間を埋めます。
キッチリ埋めすぎるとリアアームの動きが渋くなるので、ガタ取りは程よいところまでにします。
ガタ取りに使うオプションのアルミスペーサーは、ピロボールの取り付け高さの調整などガタ取り以外にもよく使うので常備しています。
ただ最近は0.5mmや1mmの厚みの使用頻度が高くなってきたので、0.5mmや1.0mmのみを買うことも多くなってきました。
今お持ちのRCカーにガタツキがありそうなら、一度ガタ取りしてみるとより愛着が湧くと思いますよ?
微かにガタはありますが許容範囲内と判断して、本締めして取り付けます。
本締め後に微妙に取付寸法が変わってリアアームが渋くなったりするので、ガタなし&スムーズになっているか再度確認します。
当然個体差があるので、M-07Rのすべてが同じ箇所にガタツキが発生するとは言い切れません。
組み立てたシャーシの各パーツの動きを確認して、ガタツキや渋さがないか感じ取ってください。
スキッド角を0.0°、+1.3°、-1.3°に調整可能なオプションのアルミリアサススキッドサスマウントを準備していましたが、今回は取り付けずに様子を見ます。
前後左右のシャーシのロール調整がし易くなりますがリアアームの取り付け剛性も高くなるので、セッティングに合わせて逐次投入予定です。
次は、M-07R付属でオプションのリアスタビライザーとリアアスクルの組み立て・取り付けに進みます。